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格安SIMのススメ 料金プランやメリット等まとめてみた

私は数年前からキャリアには見切りをつけていて、一切使っていませんでした。

というのも、毎月の料金が1万円近くなること、速度制限があることが馬鹿らしくてしょうがなかったからです。

他の方もスマホの値段の高さにはうんざりしていますよね?

結論から言うと、

  • 電話をしまくらない人(月5時間以上するならキャリアのほうが安心かも)
  • キャリアのサービスを利用していない人、利用できなくても困らない人
  • +データを何十GBも使う人
  • +機種変更を2年待てない人

以上の条件に当てはまっていれば絶対に格安SIMを使ったほうが安くなるしストレス無くスマホを利用できると思います。

人によっては月額料金を1000円以下にすることができます。

実際私のスマートフォンの維持費は月額800円程度です。

通信量無制限プランでも2000円程度で利用することができます。

昔はデータ無制限のモバイルデータ通信と言ったらWiMAXルーターという選択肢しか無かったのですがいやあ、良い時代になりました。

 

最近ショップ店員になってキャリアの料金プランも勉強したので最強のスマホアドバイザーな気がしてきています。

というわけでそんなスマホアドバイザーな私が格安SIMについて語ってみようと思います。

 

 

キャリアの料金プランを知ろう

まずは敵を知りましょう。

キャリアのスマートフォンの料金を最も一般的なプランで見てみます。

 

今回は私が前にauを使っていたのでauを一例としますが、他社のプランも似たり寄ったりでほぼ同じです。

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4G LTE(au VoLTE対応)スマートフォン 料金・割引プラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

2015年10月時点

 

税抜きなのでなんと月額7560円です。

そんな話ってあるかってもんだ。

例えばあなたが中古で安く携帯を買ったとします。(具体的には2万円位)

auに持って行って契約したら毎月7560円かかります。

高すぎですよね?

だってそれには端末代金が含まれていませんから。

実は、これにはからくりがあって、毎月割(データ定額を組んだ人に24ヶ月間付く割引)やセット割(固定回線を契約すると付く割引)と組み合わせることで端末代金を安く見せているのですが実際にはこのプランから採算をとっているのです。

端末自体の値段は変わっていません。

 

iPhone6Sの場合で実際に払う金額を出してみます。

なお、あくまでも一例なので端末や各種施策によって変わってきます。

新規契約、機種変更の場合

  • iPhone6S(端末代金84240円)
  • 上記プラン7560円
  • 3510円×24回(端末代金)
  • -2840円×24回
  • 実質端末代金670
  • 合計金額は8230
  • 2年間で197520円

 

一見iPhoneが670円×24=16080円で買えていて安いように見えます。

しかし2年間で197520円も支払っているのです。

端末代金の84240円を引いた113280円÷24=4720円が実際のauの利用料金と言えます。

先ほどの7560円よりはだいぶマシにはなりましたが、携帯の通信料として毎月4720円取られるのはやはり大きいですよね。

しかもたった5GBで通信規制に入ってしまいます。

このご時世せめて20GB位は欲しい。

そして、なにより契約の途中で解除してしまうと税込み10260円の契約解除料と、端末の毎月割がなくなるというペナルティが発生するので抜け出せないという点があります。

機種変更の場合は契約解除料がかからないのですが、旧端末の毎月割が消滅してしまうので気に入らなくなった時に気軽に機種変更をすることができません。

 

ただ、auには

  • 死ぬほど電話をかけまくってもかけ放題プランなら定額
  • 長期割賦購入の分割金利手数料が発生しないこと
  • 端末の保証が受けられる(毎月金取られるけど)
  • クレジットカードを持っていなくても契約できる
  • auかんたん決済でWALLETカードにチャージすることで、クレジットカードを持たない人でも支払いの先延ばしができること
  • au WALLETカードのウェルカムガチャができること(ヤマダ電機の来店ポイントみたいなやつ)
  • 年会費無料で、ポイントをカードの支払いに充てられるau WALLETクレジットが利用できること

等の独自の利便性もありますのでお金に余裕がある人は1回線保有しておいてもいいかもしれませんね。

 

格安SIMを知ろう

  • MVNOとは

格安SIMはMVNOという業者が提供しています。

MVNOとは、「au」、「Docomo」、「SoftBank」(MNOと言います)から回線を借りて安く提供している業者のことで有名なのは「Y!mobile」がそれです。

昔はDocomoとY!mobileしか無かったのですが今ではauもMVNOに回線を提供し始めたので3キャリアどのスマートフォンでも格安SIMを利用できるようになりました。(auのみ3G非対応ではあります)

ちなみに現時点ではauは「mineo」と「UQ mobile」、SoftBankには「Y!mobile」しかMVNOが存在しません。

 

au系のMVNOは、auスマホなら問題なく使用できるが他社のスマホではSIMロックがかかっている為基本的には利用できない」というように各社基本的には他社のスマホでは使えません。

今年に入ってから国から指導が入りSIMロック解除が義務化されましたが、「SIMロックの解除には購入から180日間経過していること」という条件があります。(契約を解除していると3240円の事務手数料あり)

SIMフリー端末であればどのキャリアのSIMも使うことが出来ます。(ただし、端末側もそのキャリアのLTEのバンドに対応している必要があります。)

 

  • プランの種類

プランを大きく分けるとデータのみプランと通話ありプランに分けることが出来ます。

データプランは500MB~選べ、ほぼ全てが定額制で超えても通信規制がかかるのみです。

中には通信規制無しのプラン、利用量によって金額が変わる段階定額制のプラン、最初からある程度低速だけど通信規制無しのプラン、繰越ありのプラン等いろいろなプランがあります。

通話ありプランではMNPにも対応しているので電話番号そのままで利用することが出来ます。

ただし現在通話定額制のプランは無いので電話をすると30秒/20円がかかってしまう点には注意してください。(キャリアの従量課金プランと同じ金額です)

 

  • SIMサイズ

SIMのサイズはmicroSIM(Android端末)とnanoSIM(iPhoneと最近のAndroid端末)が選べます。

購入時は間違えて注文しないように一度自分のスマートフォンのSIMサイズを確かめましょう。

 

  • 通信速度の品質、人口カバー率

通信速度はプロバイダによって異なります。

225Mbpsのキャリアアグリゲーションに対応しているプロバイダ、3Mbps、500Kbps等低速に制限しているプラン等様々です。

サービス説明ではベストエフォート(最も良い条件の時のみ出る速度)で書かれている事が多く、実際にどれくらい出るのかは使ってみないとわかりません。

もちろんキャリアより速度の面では多少劣ってきます。

初速だけ早かったり、説明よりも早い速度が出たりするらしいので実際に使っている人のレビューを確認してから導入することをおすすめします。

特に、都内に在住の方は尚更です。

 

人口カバー率についてはauDocomoSoftBankのエリアに準ずるので地方に住んでいても特に問題は無いかと思います。

ただしau系MVNOのみ3Gに非対応なので、ちゃんとLTEが入るか確認はした方がいいです。

 

SMSは、使えるものと使えないもの、使えても有料オプションのものと無料のものがあります。

利用する方はこの点も注意してください。

最近だとLINEやウェブサービスの認証なんかにも利用されていますので無いとそれはそれで不便ですよ。

 

  • 契約期間

契約期間についてですがあるものと無いものがあります。

データSIMは大抵のものが縛りを設けていないので自由に出入りすることが出来ます。

通話SIMは1年の縛りが付いている事が多く契約解除料としてやはり10260円がかかってきます。

ただし、キャリアと違って1年利用すれば更新月は無いのでいつでも解除料無しで解約できます。

 

  • 購入手段

量販店や、通販、公式サイトから申し込みができます。

クレジットカードがほぼ必須ですが、デビットカードに対応しているプロバイダもあります。

ヨドバシカメラのSIMフリーカウンターで購入した時はクレジットカードのみでした。

 

  • 事務手数料

格安スマホにも契約事務手数料というものが存在し、3240円がかかります。

ただし業者によってはキャンペーンで無料になっていたり、継続利用によるキャッシュバックがあったり、Amazonで安く購入できたりするのでその限りではないです。

 

 

実際の料金

わかりやすいように同じ5GBのプランで比較してみます。

今回はauを例に上げたので、au系MVNOのmineoを例として出します。

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デュアルタイプの5GBなので税込み2365円です。

先ほどの実質の料金4720円から引いてみると2355円!

2年間で56520円も差が出てきます。

キャリア契約をやめるとして、契約解除料10260円を考慮しても5ヶ月使えば元が取れます。(電話をする人だともう少しかかるかもしれません)

もっと言うと電話を使っていない人だったらシングルタイプでも問題は無いはず。

月額料金は1706円なので差額は3014円、2年間で72336円も違ってきます。

 

電話番号無いと困るんじゃない?と思っている方が多いと思います。

そこでおすすめしたいのがIP電話

IP電話には基本料金が0円のものがあり、無料で050で始まる電話番号を取得できます。

多少音質は悪いのですが、アプリを入れるだけで特に問題なく通話もできます。

例えば私が使っているFusion IP電話だとどこにかけても30秒/8円という半分以下の通話料で電話ができます。

ip-phone-smart.jp

2年以上IP電話のみで生きてきていますが、今まで困ったことはありませんでした。

050で始まるので「この番号何?」と聞かれることくらいでしょうかね。

通話料金が安くなるので、番号が無くなったら困るという人でもIP電話はおすすめです。

かけるときだけIP電話でかけ、受けるときは通常の電話番号で受ければいいだけなので特に手間もありません。

 

まとめ

キャリアの横暴な料金の高さにはうんざりですね。

あとSIMロック解除に半年必要なのがわかったときは正直腸が煮えくり返りそうでした。

Google辺りがデータ無制限のモバイルデータ通信サービス提供してくれないかなあ…

もう10人以上に格安SIM勧めてきていますがようやく記事にできて良かったです。

それにしても、いろいろ書いたらだいぶすっきりしました。

文章化すると再確認にもなっていいですよね。

何かわかりづらいところ、疑問に思ったことがあれば何でも質問してください。

明日は各社MVNO同士の比較記事を書こうと思います。

私が使っているものは、PanasonicのWonderlinkというものなのですが、まあそれについても明日一緒にまとめるので楽しみにしていてください。

 

 

 

 

 

 

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