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ヤフオク入札で競り勝つコツ~2つのテクニックと考え方~

どうも、ヤフオク出品マスターの上弦の月です。(この称号ちょっと恥ずかしい)

出品マスターといいつつ実は累計100万円近くの落札もしているので落札者視点からのテクニックを簡潔に紹介していこうと思います。

物を安く買おうと思ったらやはりCtoC中古市場。

10万を超える商品を購入する際等、万単位で変動してくるのでそういう場合はテクニックこそが物を言います!

有効活用すべし。

 

もくじ

 

 

終了時間ギリギリに入札せよ!

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本当に欲しいものがあるとき、どうしてもすぐ入札してしまいがちですがそういう時こそ急がば回れ

終了15分前に入札しましょう。

理由は3点あります。

      1. 入札が付いているとどうしても人の目につきやすくなるのでライバルが増える
      2. 先に入札されていた場合その相手が入札し返してくるはずなので相場が上昇する
      3. 入札していないライバルがいた場合、忘れてくれる可能性がある

 

逆に自分が忘れてしまう可能性もありますがそこはヤフオクアプリのポップアップ通知や目覚ましアプリを活用しましょう。

自分はどうしても欲しい商品にはスマートアラームというアプリを利用しています。

アラーム毎に名前をつけられ、アラーム数に制限がないので便利です。

 

 

自分が納得して出せる最大金額で入札せよ!

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できるだけ安く買いたいのになぜ?と思うかもしれませんが先に入札が付いている場合のことを考えてみてください。

定価100000円の製品

現在価格80000円

この状態で自分が81000円で入札したところ相手はもっと高い金額で入札していたようで81000円に繰り上がった。

82000でつけたら83000に

83000でつけたら84000に

何度入札しても自動入札で繰り上がる。

こうなるともともと定価より安く買えれば御の字と考えていたとしても、「この人は高い金額で入札をつけているから難しそうだな」と考えこの出品を諦める可能性があります。

もちろん人によっては出せる金額ギリギリまで入札を繰り返す人もいるでしょうが、諦めて他のまだ現在価格が低く終了時間の遅い同一商品に行く人もいます。

逆に入札合戦になってしまうと、白熱して相場以上でつける人もでてくるはず。

少しでも諦めてくれる人が増えれば安く落札できる可能性も上がるというものでしょう。

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こちらの画像では終了時間15分前の72000円の時に納得して出せる限界の90000円で入札を付けました。

すると何度か入札が来て自動入札で繰り上がりましたが最終的には諦めたのか落札することができました。

 

実際にこれらのテクニックを使ってiPhoneSurfaceを安く落札することに成功しています!

直近の例で言うと納得できる金額ギリギリではありましたが、本来であれば定価15万以上もする品物を10万ちょいで手に入れられました。

大満足です!

 

ヤフオクのジレンマ

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ヤフオクゲーム理論である囚人のジレンマに当てはめて考えてみました。

出品数は1つで、出品者は複数個所有しており後日2つ目の出品を予定している。

値下げしてでも早く売りたいと考えている。

ただし売れた場合は値上げして再出品する。

この条件下において2人の参加者が競る場合

      • 2人が協力して入札しなければ相場が下がるので結果的に両者とも安く商品を入手できる。
      • 1人だけが抜け駆けして入札した場合そいつは先に買うことができる。入札しなかった方は買えず、後日値上がったものを買う
      • 2人がお互いを裏切り入札した場合は相場が上がり結果的に両者とも高く購入することになる。

表にすると…

  Bが協力 入札しない Bが裏切り 入札する
Aが協力 入札しない 相場が下がりA、B両者とも相場以下で安く買える 相場そのまま Bが先に買えAは後日値上がったものを買う
Aが裏切り 入札する 相場そのまま Aが先に買えBは後日値上がったものを買う 相場が上がりA,B両者とも相場以上の金額で買う

 

この理論によると、入札しないほうが安く購入できるので参加者全体で考えた最善手は値下げするまで入札しないということになります。

でも、相手が裏切りを選んで落札されてしまうと自分が後日相場が上がったものを買うことになってしまうので自分の利益だけを考えると個人の最善手は入札するということになります。

入札側からすると出品者が2つ目を持っていることもわからないので尚更です。

これがジレンマというわけです。

実際には参加者が時間経過するにつれて増えていくので更に裏切られる=入札合戦になる可能性が高くなります。

が商品によっては上記例のように既に入札が付いている商品に入札せずに2つ目の出品を待ったほうが良いです。

この理論は上2つのテクニックの裏付けにもなっているかと思います。

この考え方を念頭に置いてゲームに参加すればうまく勝ち抜けるはずです。

 

※なお出品者の条件は自分の出品に対する考え方に基づいて設定しています。

同様のやり方をしている人も多いはずです。

 

 まとめ

入札代行や提案をする機会がありこの機会にオークションにおける立ち回りを思考してみました。

割りと無意識的にやっていたものですがこうしてまとめてみるとしっかりとした意思がもてて良いものですね。

囚人のジレンマネタはいつか書きたいと思っていたのでうまく纏まって良かったです。

出品時にも使える考え方だと思いますので各自頭の隅に置いておくと何かの役に立つかもしれません。

オークションネタでまた記事を書きたいなとは思っているのでまた暇な時にでも覗いてみてください!

 

出品者向け記事もあります!

かなり力を入れて書いてますので是非見てください。

blue-method.hatenablog.com